Arduino というのはマイコンの一種で、プログラムを簡単に書き換えることができるので色々なことをさせることができます。このブログでは、主に Arduino についての記事が多くなると思いますので入門編を紹介します。
Arduino は「アルデュイーノ」と読みます。小さなコンピュータですが、画面とかキーボードはあまり使われることはなく、デバイス(装置)を動かしたり、デバイスの状態を監視したりという地味な仕事をすることが多いです。
まずは手始めにLEDを光らせてみました。いわゆる「Lチカ」というやつです。工作というほどのものではないので大したことはありませんが、こんな感じなんだと見ていただければと思います。
動画の中で作成したプログラムのソースコードは下記のとおりです。
void setup(){
// put your setup code here, to run once:
pinMode(11, OUTPUT);
}
void loop(){
// put your main code here, to run repetedly:
digitalWrite(11,HIGH);
delay(1000);
digitalWrite(11,LOW);
delay(1000);
}
最初の void setup() {} はプログラム起動時に1回だけ実行される処理を書きます。ここでは11番ピンは出力用に使用することを設定しています。
void loop() {} にはメインとなる処理を書きます。setup() が終わったあとは、loop() の最初から最後までをずっと繰り返します。
digitalWrite(11,HIGH); で電流を流しますのでLEDが点灯します。
delay(1000); で1000ミリセカンド(1秒)止まります。
digitalWrite(11,LOW); で電流を止めますのでLEDが消灯します。
delay(1000); で1秒止まります。
上記の処理をずっと繰り返しますので、外から見ていると1秒ごとにLEDが点灯したり消えたりするように見えます。
ちなみに、11という数字は動画内でLEDの足を刺したピン番号に対応していますので、ことなるピンに刺した場合はプログラムのピン番号も対応する番号に変更します。
